■ふたりで作るキャラクター
①プレイヤーのキャラクター:シュヴァリエ
プレイヤーは、リヴァルチャーのパイロット、シュヴァリエを担当します。
シュヴァリエは、元々640年前の戦争時に、遺伝子操作で生み出された存在でした。
現在では、その遺伝子を受け継いだ者や、改造手術を受けた者など、適性のある者はみんなシュヴァリエと呼ばれます。
多くのシュヴァリエは、人類の拠点たる「フォートレス」の守護者となるため、貴族や騎士のような扱いを受けています。
ですが、そういった扱いを嫌い、人類の拠点を渡る傭兵のような暮らしをしている者もいます。
②GMのキャラクター:フィアンセ
シュヴァリエひとりでリヴァルチャーを操縦すると、強い負荷が体にかかり、数回の出撃で命を落としてしまいます。
それを補うために造り出された存在が、GMの担当するフィアンセです。
フィアンセは、自身をコネクタで機体と接続することでリヴァルチャーの機能を抑え、シュヴァリエにかかる負担を軽減します。
同時に、ソラバミの行動パターンや戦況を逐一報告し、シュヴァリエと一緒に勝利を目指すかけがえのないパートナーです。
人間以外にも、人型のアンドロイドや、AIなど様々なフィアンセが可能です。
■キャラクター作成の手順
・適性を決める
・あなたの物語を決める
・容姿と名前を決める
・相手をどう呼びたいか、相手からどう呼ばれたいかを決める
・感情回路をつなぐ
この5つのステップで、ふたりだけの最高のペアが完成します!
①「適性」を決める
「適性」とは、シュヴァリエとフィアンセが、リヴァルチャーに乗るための才能を表すものです。
シュヴァリエにとっては、もともとのシュヴァリエの遺伝子をどれくらい引き継いでいるか、あるいは適性をどのように手に入れたかを。
フィアンセにとっては、主に出自や家系などを表しています。
シュヴァリエの例:
身体改造 → 後天的に身体を改造することで、無理やりシュヴァリエとなった。
フィアンセの例:
発掘された→ リヴァルチャー製造工場遺跡等から発掘された、人造生命体。
②「あなたの物語」を決める
「あなたの物語」とは、そのキャラクターの設定を表すものです。
ふたりはなぜリヴァルチャーで戦うのか、何を守りたいのか、どんな生活をしているのか、そんなイメージを膨らませながら、キャラクターの設定を考えてみましょう!
シュヴァリエの例:
騎士 → あなたはフォートレスを守護する物語の騎士のような存在だ。
フィアンセの例:
契約 → あなたはシュヴァリエと、何か約束をしている。
③容姿と名前を決める
ふたりの好みを話し合いながら、好きな容姿を決めましょう!
この世界の文明は一度崩壊しているため、外見や名前にはどんなルールも存在しません。
名前は、パートナーに「その名前ってどんな由来なの?」と聞かれた時に、理由を話せるのがオススメです!
④相手をどう呼びたいか、相手からどう呼ばれたいかを決める
名前だったり、ニックネームだったり、もっと芝居がかったもの(我が王とか、ダーリンとか……)などを考え、希望を記入し、パートナーに告げましょう。
パートナーは、相手の希望通りにする必要はありません。
これは、互いに求めるものや、たどり着きたい関係性などを表現するギミックのひとつとなります。
⑤《感情回路》をつなぐ
フィアンセは《感情回路》を3つ持ちます。
これは、フィアンセがシュヴァリエに向ける想いや記憶などを表しています。
ふたりでどんな内容がいいか、話し合って決めましょう!
同時に、《感情回路》は一時的にリヴァルチャーの機能の枷を外し、強い力を引き出すこともできます。
しかし、《感情回路》は使いすぎると、フィアンセの記憶が焼き切れてしまい、二度と出撃できなくなるリスクがあります。